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学会誌「酒史研究」総目次
『酒史研究』総目次 第 1 号から第 38 号まで
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■第1号(昭和 59 年6月発行)
近世酒造史の研究と課題 柚木 学
芭蕉七部集の酒の句 加藤百一
「宝塚地方」における近世酒造業の盛衰について 若林 泰
近代醸造技術教育の一断面―坪井仙太郎と大阪高等工業学校醸造科― 鎌谷親善
明治初期における日本醸造法の欧米への紹介 野白喜久雄
■第2号(昭和 60 年4月発行)
高木家文書「酒銘」による京都酒造業についての考察(そのⅠ) 山下 勝・山下美智子
酒造検査制度成立の歴史的意義 藤原隆男
酒造り神事 加藤百一
菊正宗酒造記念館 森 太郎
日本酒造史に関する博物館ならびに史料―アンケート調査結果の報告― 日本酒造史研究会
オスカー・コルシェルトの「酒について」 野白喜久雄
■第3号(昭和 60(1985)年 10 月発行)
幕末・明治における灘酒造業経営の一考察 本城正徳
高木家文書「酒銘」による京都酒造業についての考察(そのⅡ) 山下 勝・山下美智子
コルシェルトと防腐剤について 鎌谷親善
石鳥谷町立歴史民俗資料館 同町教育委員会
■第4号(昭和 61 年8月発行)
尾張国知多郡酒造業と尾張藩の財政政策 篠田寿夫
酒屋の看板 天野 武
造酒得度記〈史料〉 鎌谷親善
■第5号(昭和 62 年5月発行)
酒質の歴史 中村欽一
本格焼酎形成期にみられる清酒醸造技術の影響 菅間誠之助
寒造酒屋永代記伝・悪酒直し様調法記伝〈史料〉 柚木 学
伊丹万願寺屋酒醤油造伝〈史料〉 鎌谷親善
■第6号(昭和 63 年9月発行)
大国神社酒造り絵馬 天野 武
東西の酵母文化 秋山裕一
酒造用精米機の歴史 佐竹利彦
酒直千代伝法〈史料〉 鎌谷親善
壱子相伝 造酒口伝〈史料〉 鎌谷親善
地租ヲ減削シテ酒類官売ヲ行フ説〈史料〉 柚木 学
■第7号(平成元年6月発行)
僧坊酒 加藤百一
種麹今昔物語 村井豊三
蔭山公雄氏と山邑家のことども 森 太郎
榊原酒造の醸造全図 山田 晃
諸白酒寒造覚〈史料〉 渡辺則文
南都諸白流・申立八兵衛家伝かし本 酒造り書〈史料〉 鎌谷親善
池田酒家用秘録〈史料〉 柚木 学
■第8号(平成2(1990)年8月発行)
童蒙酒造記―その翻刻と解説〈史料〉 鎌谷親善・加藤百一
■第9号(平成3年6月発行)
下り酒雑稿 加藤百一
酒の足持と頭司褒美帳について 森 太郎
中国醸造酒の酒母生産技術の進展 包 啓安
東谷・松尾神社奉納酒作り絵馬 天野 武
伊丹満願寺屋伝―解説と翻刻〈史料〉― 柚木 学
■第 10 号(平成4年9月発行)
多紀郡醸造稼業改良組合筆記・「醸酒法講習会」―その復刻と解説― 森 太郎
■第 11 号(平成5年6月発行)
江戸時代の信州酒造業(1) 吉田 元
「スサノヲノミコトの酒」の推理 大塚謙一
速醸の父・江田鎌治郎先生伝 月岡本
摂州伊丹満願寺屋伝―その解説と翻刻〈史料〉― 加藤百一・森 太郎・鎌谷親善
『西之宮土産』の翻刻と紹介〈史料〉 古賀酵一郎・加藤百一
■第 12 号(平成6年9月発行)
オスカー・コルシェルトの「酒の製造について」 藤原隆男
越後酒男の関東進出と越後屋惣七について 中村豊次郎
茨城の酒(1)―その記録から― 風間雍
江戸時代の信州酒造業(2) 吉田元
日本統治下の台湾における酒専売の成立と展開 平井廣一
「大正十一年度辻村商店営業案内」の紹介〈史料〉 森太郎
■第 13 号(平成7年 11 月発行)
「御酒之日記」について 鎌谷親善
「佐竹文書」の酒作日記年代考 今枝愛真
御酒之日記―その解説と翻刻〈史料〉― 鎌谷親善・加藤百一
茨城の酒(2)―その記録から― 風間雍
西宮市立図書館所蔵酒造書〈史料〉の翻刻について 鎌谷親善
「酒製方薬製秘書」〈史料〉の解説と翻刻 鎌谷親善
支那産「麹」に就いて 山崎百治
■第 14 号(平成9年3月発行)
江戸積み酒造家・小西家と出店の創設期 石川道子
「酒造手引草、伊丹酒造諸式之控」について―「日本山海名産図会」との関連において― 鎌谷親善
小西新右衛門家「酒永代覚帳」について 鎌谷親善
「酒造手引草全」の解説と翻刻 鎌谷親善・石川道子
■第 15 号(平成 10 年3月発行)
近世日本の酒造技術―伊丹における酒造法を中心に― 鎌谷親善
「寒造酒屋永代記伝」の解説と翻刻 鎌谷親善・石川道子
「寒元酒伝記」の解説と翻刻 鎌谷親善・石川道子
■第 16 号(平成 12 年2月発行)
酒造用具としての桶と樽 鎌谷親善
からさけ覚書 加藤百一
周代の酒造技術 包 啓安
天保期灘の千石蔵〈原典翻刻〉 鎌谷親善
■第 17 号(平成 13 年2月発行)
鎌倉武者と酒 加藤百一
創製期の南都諸白 鎌谷親善
<翻刻>十返舎一九『手製集酒編 手造酒法』の解説と翻刻 鎌谷親善
<翻刻>十返舎一九『手造気利酒』の解説と翻刻 鎌谷親善
<翻刻>「酒造仕事順立-文凰堂雑箒 巻之四七 飲食部-」の解説と翻刻 鎌谷親善
■第 18 号(平成 14 年2月発行)
元禄期の酒造法の検討―『本朝食鑑』と『和漢三才図会』を中心に― 鎌谷親善
合成酒の歴史 大森大陸
大名家と酒―臼杵藩稲葉家の「奥日記」に現れた酒 江後廸子
<翻刻>「明治十七年度・明治十八年度水車酒造踏米計算記(帳)」
<翻刻>小西新右衛門家「酒永代覚帳」(2)について
■第 19 号(平成 15 年 3 月発行)
近江屋吉左衛門家文書による江戸時代種麹屋業に関する考察 山下 勝・山下美智子
酒嗜と酒器 寺岡武彦
<史料>小西新右衛門家「酒永代覚帳」(3) 鎌谷親善
■第 20 号(平成 16 年 3 月刊行)
微生物の視点から麹酒を考える 林田晋策・木下玲子
粕取焼酎 山下 勝
<翻刻>近江屋吉左衛門家文書 山下 勝・山下美智子
<翻刻>津国屋「永代帳」 和島恭仁雄
<翻刻>「酒造米手引」の翻刻と解説 鎌谷親善
■第 21 号(平成 17 年 3 月発行)
穀芽をもちいた酒について 寺本祐司・上田誠之助
近江屋家文書による江戸時代種麹屋業に関する考察(Ⅱ) 山下 勝・山下美智子
ボルドーは如何にして銘醸地になったか――ボルドーワインの歴史―― 安蔵光弘
日本におけるビールの歴史と世界における醸造の現況 井上 喬
<翻刻>津国屋「永代帳」その二 鎌谷親善
■第 22 号(平成 17 年 10 月発行)
大正後期~昭和初期の北関東地方における産地間競争の激化と越後杜氏の採用動向 青木隆浩
オスカー・コルシェルトのドイツ帰国後の活動とツィッタウでの化学工場の建設 藤原隆男
縄文時代における果実酒酒造の可能性 辻 誠一郎
■ 第 23 号(平成 18 年 7 月発行)
岐阜県白川村のどぶろく祭り 南 良則
メキシコのテキーラ 伊藤伸幸
「東亞醗酵化學論功」に記載されたインド・イスラム圏の穀芽酒について 寺本祐司・上田誠之助
大正期東北地方の濁酒密造と密造防止策 藤原隆男
■ 第 24 号(平成 20 年 2 月発行)
江戸のブドウとブドウ酒 原田信男
月桂冠株式会社
~伝統的家業を近代化した第 11 代当主の企業家精神~ 原澤謹吾
テキーラとメキシコ 堀田俊一
■ 第 25 号(平成 21 年 2 月発行)
日本の焼酎-その税制と技術史について 西谷尚道
故坂口謹一郎氏の収集資料とその利用について 青木隆浩
考古学と民族植物学における酒史研究の展望 谷川章雄・辻 誠一郎
■ 第 26 号(平成 22 年 10 月発行)
明治中期の肥田・高峰・高山三人の心温まる人間関係と醸造試験所の設立 秋山裕一
中世の酒米-『田植草紙』と初穂信仰 伊藤善資
小西酒造株式会社
~「伊丹諸白」発祥の銘醸地を代表する老舗酒造蔵~ 原澤謹吾
茨城の地酒造り-戦後復興期の回想(前編) 風間 雍
■ 第 27 号(平成 23 年 9 月発行)
ハチミツ酒の歴史,現状と未来 寺本祐司
辰馬本家酒造株式会社
~宮水と廻船業が育んだ灘の銘醸蔵~ 原澤謹吾
茨城の地酒造り-戦後復興期の回想(後編) 風間 雍
■ 第 28 号(平成 24 年 9 月発行)
生酛百年の歩み 溝口晴彦
古代エジプトのビール:醸造方法とその研究をめぐって 高宮いづみ
株式会社福光屋
~「伝統は革新の連続」を貫く北陸酒造業の雄~ 原澤謹吾
■ 第 29 号(平成 25 年 10 月発行)
ウイスキーの分化と発展
-アイリッシュウイスキーとスコッチウイスキー- 三鍋昌春
ワインの医食文化-フランスの事例から- 蔵持不三也
日本ウイスキー90 年の歴史 河井敬司
賀茂鶴と白牡丹
~銘醸地・西条を代表する二つの老舗蔵~ 原澤謹吾
■ 第 30 号(平成 26 年 9 月発行)
酒と国家と民衆と-奈良時代の酒の諸相- 山本祥隆
考古学からみた日本酒の歴史~お供えの酒・薬の酒・嗜好の酒~ 廣岡孝信
菩提酛復活物語 大原弘信
北村酒造(株)~修験道の聖地吉野で杣人の酒を醸す~ 原澤謹吾
■ 第 31 号(平成 27 年 10 月発行)
内陸アジアの遊牧地域における伝統的な乳酒 石井智美
熊本酵母の歴史と育種、保存について 高浜圭誠
人と風土が育てた兵庫県産「山田錦」 池上 勝
(株)熊本県酒造研究所と瑞鷹
~熊本県産酒の酒質向上と吟醸酵母(協会 9 号酵母)の開発~ 原澤謹吾
■ 第 32 号(平成 29 年 2 月発行)
古代アンデス文明における酒の利用 関 雄二
北米におけるサケ醸造の歴史
-アメリカとカナダに存在した全てのサケ醸造所のリストアップ- 喜多常夫
吟醸王国山形 -県独自の取り組み- 小関敏彦
■ 第 33 号(平成 30 年 1 月発行)
清酒酵母今昔物語
-Saccharomyces sake の発見から多様な清酒造り- 大矢禎一・根本翔太
ゲノムから見る清酒酵母 赤尾 健
株式会社喜多屋
~「主人自ら酒造るべし」を家憲に世界へ挑戦する老舗蔵~ 原澤謹吾
■ 第 34 号(平成 31 年 3 月発行)
甘酒の歴史と今後の展開 北本 勝ひこ
菊水酒造株式会社
~生原酒「ふなぐち菊水一番しぼり搾り」で不動の地位を築いた新潟の四季醸造蔵~原澤謹吾
■ 第 35 号(2020 年 3 月発行)
近世の贋銘柄酒 岩淵令治
東北地方出土の「酒」に関わる墨書土器 荒木志伸
南部八戸藩の濁酒屋 吉田 元
菊正宗酒造株式会社
~「下り酒」の名声を現代に引き継ぐ本嘉納家の誇り~ 原澤謹吾
■ 第 36 号(2021 年 3 月発行)
江戸・東京の濁酒屋 吉田 元
新設記念 本縣の酒造米 池上 勝
韓国マッコルリ醸造所を訪ねて 庄田慎矢
国立国会図書館所蔵『福徳三年酒』翻刻と語釈 畑 有紀
■ 第 37 号(2022 年 3 月発行)
酒を栄養源とする食文化 砂野 唯
黄表紙に見る酒の擬人化 畑 有紀
近世江戸の偽ブランド酒流通とその後の商標保護 伊藤知生
焼酎の履歴書 ~焼酎はどこから来たか~ 鮫島吉廣
海外における清酒生産者の現状と歴史 喜多常夫
酒の文化と美術 瀧 朝子
研究集会「日本酒と日本料理の過去・現在・未来を考える」 庄田慎矢
■ 第 38 号(2023 年 3 月発行)
幕末期上方酒造家の江戸積 ー下り酒問屋との関係構築をめぐってー 大浦和也
関東・東北・北海道地方の濁酒屋 吉田 元
新潟大学日本酒学センターの紹介 畑 有紀
国立国会図書館所蔵『餅酒 腹中能同志』翻刻と語訳 畑 有紀
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